その他
プラセンタ
「プラセンタ」とは、胎盤のことで胎児の発育成長に必要不可欠なものです。
母親の体内でわずか10ヶ月の間に、1個の受精卵を平均3kgまでに育て上げるという驚異的な働きをもった組織です。したがって、胎児の成長に必要な生理機能や栄養素をもっています。
「プラセンタ」は体内において調整作用をもち、各部各所を本来あるべき状態に戻そうとする力を発揮します。その作用から医療用医薬品や一般医薬品に広く利用され、自然治癒力を高める自然薬として注目を浴びています。
お肌においても肌の若返り、老化防止ということで注目を浴び、様々なメーカーで化粧品に利用されています。
プラセンタの効果
内科 | 頭痛・口内炎・気管支炎・喘息・胃弱・食欲不振・便秘・肝炎・高尿酸血症・肝硬変・パーキンソン病・るいそう・胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・膠原病・ベーチェット病・風邪予防 |
アレルギー科 | アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・アトピー性皮膚炎・気管支喘息 |
整形外科 | 肩こり・むちうち・五十肩・腰痛・ひざ痛・筋肉痛・関節リウマチ・関節痛・神経痛・ 脊柱管狭窄症・骨折・股関節痛 |
外科 | 外傷・手術後の創傷治癒・下肢静脈瘤 |
婦人科 | 更年期障害・乳汁分泌不全・生理痛・生理不順・無月経・不感症・冷え性 |
皮膚科 | アトピー性皮膚炎・肌荒れ・しみ・乾燥肌・脱毛症・皮膚潰瘍・にきび・しわ・美肌 |
神経科 | 自律神経失調症・うつ病・不眠症・拒食症・てんかん・不安神経症・パニック症候群 |
泌尿器科 | 前立腺肥大・夜尿症・性欲低下 |
眼科 | アレルギー性結膜炎・眼精疲労・視力低下 |
耳鼻科 | アレルギー性鼻炎・耳鳴り・めまい・難聴・メニエール病・臭覚低下・臭覚障害・花粉症 |
歯科口腔科 | 歯槽膿漏・味覚低下・口内炎・舌炎・歯周病 |
その他 | 滋養強壮・慢性疲労・精力増強・術後の回復 抗がん剤、放射線後の副作用軽 減現代医学では治しずらい病気に効く |
プラセンタ療法の副作用
軽微な副作用
- 注射部位の発赤
- 注射部位のかゆみ
- 吐き気
- 注射側上腕が重く感じる
以上の副作用は、初回または2回目位まで、いずれも半日以内におさまります。
プラセンタ療法の治療法
注射:ヒトプラセンタ(ラエンネック)皮下注射、筋肉注射
治療費用(税込)
注射は原則として、自費となります。
※詳細な金額はお電話にてお問い合わせください。
プラセンタ注射の点滴・静脈注射について
当院ではプラセンタ注射は皮下又は筋肉注射のみ行っております。プラセンタ注射の点滴注射、静脈注射は厚生労働省から認可されておりません。
安全性や有効性(皮下注射、筋肉注射よりも明らかに効果が上回る)を示すデータも私自身や胎盤医療研究会は入手しておりません。(もしどなたかお持ちの方はご連絡下さい)
皮下又は筋肉注射と比べ明らかに効果が上回るデータがあれば別ですが、現時点では安全性も確立されているとは言えない点滴・静脈注射は行っておりません。
よくあるご質問
プラセンタ注射とは?
ラエンネックとメルスモンの2種類のみ認可
わが国では、現在ラエンネックとメルスモンの2種類のみ認可を得ています。この2つの注射は歴史も古く、メルスモンは1956年、ラエンネックは1959年より使われておりますが、1995年頃まで更年期障害または、肝臓機能改善のみに使われていました。
プラセンタにはホルモンは入っていませんか?
一切ホルモンは入っていません。
血液・ホルモンはすべて完全に除去しますので、一切ホルモンは入っていません。
エイズや感染症の心配はない?
感染症にかかっている方の胎盤は使用しません。
エイズやC型肝炎等の感染症にかかっている方の胎盤は使用しません。また、万一もれてしまったとしても121℃で20分間加熱しますのでウィルス等の残存はありません
注射はどのくらい打つのですか?
最初の1~2ヶ月は週に1~2回
最初の1~2ヶ月(初期療法)は週に1~2回。
維持療法は1週間ないし、2週間に1回位が効果的です。
プラセンタ注射の効果は?
多くの症状への効果があります。
肝臓病、アトピー性皮膚炎、皮層乾燥症、しみ、しもやけ、生理痛、生理不順、冷え症、レイノー現象、便秘、更年期障害、のぼせ、ホットフラッシュ、イライラ、高脂血症、腰痛症、肩凝り、全身の関節痛、筋肉痛、リウマチ、膠原病、ベーチェット病、免疫強化作用(風邪がひきにくくなる)、抗疲労作用等多数の効果が挙げられます。
詳細は「プラセンタ療法:前述のプラセンタの効果」をご覧ください。
注射を打ったら、その周りが温かくなるのは何故?
血行促進作用があるからです
プラセンタに血行促進作用があるからです。
化粧品にプラセンタ配合とありますが、どんな効果があるの?
保湿作用、美白効果などがあります
保湿作用、美白効果、血行促進作用、新陳代賦活作用、抗炎症作用、細胞分裂促進作用、抗アレルギー作用等の効果があります。
プラセンタの投与を受けると献血ができない?
献血はできません
輸血や臓器移植を受けた場合と同様に献血はできません。
ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射薬の使用を通じて、これまでクロイツフェルトヤコブ病の感染事例は報告されていませんが、現在の滅菌方法や検査方法では変異型クロイツフェルトヤコブ病等の伝播のリスクを完全に否定することはできないためです。
男性型脱毛症(AGA)
AGA(Andro Genetic Alopecia)とは、男性型脱毛症のことです。 男性に最も多くみられる脱毛症のAGAは進行性であり、放っておくと薄毛が進んでいきます。当院では、男性の相談しにくい薄毛のお悩みをサポートします。 お気軽にご相談ください。
男性型脱毛症はなぜなるの?
薄毛は遺伝やホルモンの影響、生活習慣の乱れなど人によって原因はさまざまです。
髪の毛のヘアサイクルは通常、3年~6年の周期で生え変わりますが、このヘアサイクルが男性ホルモンや生活習慣の乱れから頭皮の血流の低下を起し毛細血管まで十分な栄養素を送ることができなかったり、カラーリングなどによるヘアダメージにより乱れることにより、髪の毛が通常の周期を迎えるまでに抜けてしまうのです。
抜けてしまった脱毛部には、男性ホルモンから作られるDHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。
また、髪の毛は軟毛の状態から時間の経過により硬い毛に成長をしますが、短い周期で抜けてしまう場合、硬い毛に成長する前に抜けてしまうため、抜け毛が多くなればなるほど、次第に頭皮の地肌が見え薄毛が目立つようになってしまいます。
男性型脱毛症(AGA)の治療について
進行を抑えるためには、早めのケアが大切です。
AGA治療薬は、AGAの原因となるDHTの産生を阻害し進行を抑制します。
2015年4月よりAGA治療薬プロペシアのジェネリックであるフィナステリドの販売が承認されました。当院では同じ有効成分・同じ効果効能で、処方価格を抑えられるフィナステリド(ファイザー)を採用し処方致します。
2016年6月よりさらにDHTの産生を抑制するザガーロが、グラクソ・スミスクラインより発売となりました。
※保険適用ではありませんので、自費扱いになります。
※詳細な金額はお電話にてお問い合わせください。
※詳細については、医師にご確認ください。
ED(勃起不全)
EDとは「Erectile Dysfunction」の略で、「勃起機能の低下」をあらわします。全く勃起しないだけでなく、硬さや勃起の維持時間が不十分であり、「満足な性交が行えない状態」のことを広くEDと言い、日本においては成人男性の4人に1人が中等度以上のED症状を抱えている、と言われています。
病気の特性上、お一人で悩みを抱える方も多く見られますが、肉体的・精神的な自信の喪失につながるなど、QOL(生活の質)にも大きく影響する病気です。決して珍しい病気ではなく、かつ多くの場合治療も可能な病気です。恥ずかしがらず、お早目にご相談ください。
ED(勃起不全)の原因
EDの原因は、大きく以下の4つに分類されます。
①器質的ED
動脈硬化や神経の障害など、勃起に関与する神経や血管、もしくは陰茎そのものの障害によって引き起こされるものです。
よって、当院でも積極的に治療を行っている高血圧や糖尿病、脂質異常症や高尿酸血症など、動脈硬化を促進するような生活習慣病を持っておられる方は、EDになりやすいと言えます。
また喫煙や過度の飲酒も、同様の理由でEDの原因となる場合がありますので注意が必要です。
②心因的ED
仕事や夫婦関係といった日常のストレス、また「性交が上手くいかなかった」といった経験がトラウマとなり、その緊張などから勃起が不十分となる場合があります。
③混合型ED
上記の①、②の両方の要素が合わさっており、どちらにも分類がしにくい病態です。多くの場合のEDは、こちらの混合型であると言われています。
④薬剤性ED
抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬、高血圧のお薬や不整脈のお薬、消化器疾患のお薬など、様々なお薬の副作用によってEDが引き起こされる場合があります。よって、EDの治療を行う際には今飲んでいるお薬を把握することも大切です。
ED治療の流れ
ご予約
お電話、WEBによるご予約を受け付けております。
直接ご来院いただいても受診いただけますが、混雑状況によって少しお待ちいただく可能性があります。
簡単な問診票
ご来院いただきましたら、簡単な問診票をご記載いただきます。ED治療は自費診療となりますので、保険証、また身分証明書なども必要ありません。
診察と治療
問診票にご記載いただいた内容をもとに、診察室にて診察と治療薬についてご説明いたします。ご質問やご相談もご遠慮なくお尋ねください。
診察後について
ED治療薬は診察室内にて処方いたしますので、薬局に寄ることなくそのままお帰りいただけます。
ED治療薬の入手方法における注意点
昨今、インターネットを中心に医療機関を通さずED治療薬が販売され、安易に購入ができてしまう実情があります。医療機関を受診しなくてもよい、というメリットを感じられるかも知れませんが、「正しい飲み方」を知らないまま飲んでしまう、「副作用の管理ができない」などの危険を含んでいます。
更に、そのインターネットを通じて手に入れた薬が本物であるという保証がありません。少し古いデータではありますが、2005年8月から2009年4月の間にインターネットを介して入手したED治療薬を解析したところ、43.6%が偽物であったという調査結果が出ています。無害な成分であればまだ良いのですが、中には人体にとって有害な物質が含まれている可能性も否定できません。
もちろん、本物のお薬であったとしても、飲み方が間違っていれば十分な効果は期待できません。ある研究では、バイアグラが無効と言われた患者様236名を対象に服用方法の教育を行ったところ、その内98名(41.5%)が有効に転じたという報告があります。
ご面倒に感じるかも知れませんが、医療機関を通さずにED治療薬を手に入れるというのは上記のようなリスクを含んでいます。
当院ではできるだけ患者様の負担を少なく、安心して治療を継続していただけるように工夫をしておりますので、ED症状でお悩みの方はどうぞお気軽に当院までご相談ください。